平穏

2005年5月30日 相談室
といえば聞こえは良いが、つまりは何もない、ということ。
何の変化もない1日だったというだけのこと。

確かに穏やかであったと言えば穏やかだったかもしれない。
しかしながら私は穏やかさに、ゆっくりと締め殺す蛇のような恐怖を感じる。

決して慌しいのが好きというわけではないが、穏やかさも要らない。
出来る限り時間が止まらないようにしておきたいだけのこと。
私を囲む穏やかさ。
それは今の私を今のままに閉じ込めておく牢獄のようだ。
何も変わらないのならば生きていることに意味はあるのだろうか?
例えそれが目に見えるものでなくても構わない。
変わっているのならば。

穏やかな1日は私を緩やかに緩やかに今という砂中へと誘う縄のように。

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