家にある本を読む
書店に行けど自分では手に取らない
そんな本
君の本
幼い私は知らなかった
簡単に人を消してしまえること
簡単に人を殺してしまえること
罪にもならない殺人−喪失−
埋めるように本を読む
空っぽと言った君が
失った隙間を埋めるように
流し込んだ活字
その活字が君との繋がりである気がするから
何も残さない君が記憶に残す活字
同じ記憶を持ちたくて
今日も活字を流し込む
流れ出す雫
失ったものの大きさを知る
書店に行けど自分では手に取らない
そんな本
君の本
幼い私は知らなかった
簡単に人を消してしまえること
簡単に人を殺してしまえること
罪にもならない殺人−喪失−
埋めるように本を読む
空っぽと言った君が
失った隙間を埋めるように
流し込んだ活字
その活字が君との繋がりである気がするから
何も残さない君が記憶に残す活字
同じ記憶を持ちたくて
今日も活字を流し込む
流れ出す雫
失ったものの大きさを知る
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